結構いるだろうと思う知らない人のためにざくっとラジウム温泉について説明する

ラジウム温泉

医学的な根拠はないまま、古くから病気治療や静養のための湯治湯として利用されてきた不思議な温泉である。弱い放射線(ラジウム)は、体に浴びると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が強くなるホルミシス効果が期待され、肌がすべすべになることがよくあるので、美肌の湯とも呼ばれている。

詳しく覚えなくても、美人の湯とだけ覚えておくだけでも、十分通用するかもしれないが、ホルミシス効果を知識に加えるだけで幅がグッと広がる。今後良く出てくる効果なので覚えておいて損はない。

ちなみにホルミシス効果についての効果はこのページが分かりやすかった。

今回は数多くあるラジウム温泉の中から、格別おすすめのラジウム温泉についてまとめることにする。現行では解明しきれていない効能や方法などもあるだろうが、今わかっていることを実践するだけでも随分と健康に対する意識が変わってくるものだ。

ラジウム温泉の現在確認されている効能をまとめてみる

ラジウム温泉で有名な地域のがん死亡率は、過去の某調査機関で『全国平均のがん死亡率の半分』と発表されたことがある。このことを踏まえて少しガンについて触れてみておこう。

・ガン死亡率

2014年ガン統計データによると、男は肺がん、女は大腸がんでの死因がトップだった。1990年代では、男は胃がんがトップだったが、女の肺がんも同様増え続けている。がんが発症する年齢は男女ともに60歳から増加し、高齢になればなるほど高くなっていく。60歳以降は男の割合が著しく高くなってくる。

がんで死亡する確率は、男で4人に一人の25%、女で6人に一人の16%(2014年ガン統計データ)。

ラジウム温泉が、がん治療に効果があると言われる要因は、弱い放射線(ラジウム)にあり、免疫力や自然治癒力が強くなるホルミシス効果があるためだ。近年、大学医療機関によるラジウム温泉療法の実践と研究が進められ徐々にメカニズムが解明されつつある。

ちなみにがん統計について、このページが参考になった。

ラジウム温泉の効能を各段よくするオススメの入浴方法

私は以前、ひどく関節痛に悩まされた。とくに股関節痛がひどく痛みで歩行困難になるほどだった。それから本格的に健康について勉強を始めたのだ。関節の動きや筋の動き、指圧や運動療法のだいたい巷に出回ってる情報の多くを取り入れ幅広くツールも試してみた。

当初は、なにから手を付ければわからず、また痛みが極限の最中であり、思うように動けずままならないまま多くの時間を掛けすぎてしまった。もちろんその間も痛みとの戦いは常に続いていたわけだ。今の知識と経験があれば、以前の数倍的確に対処ができ、痛みの緩和も数倍早く抑えることが出来たであろう。

その経験を踏まえ、怪しい方法や薬に頼ることなく、最短の近道で症状が緩和できるようにラジウム温泉の効能を最大限に引きだせるようまとめてみよう。

効率的かつ効果的で実践可能な「湯治入浴ができる」ようになる入浴方法まとめ

ざくっとした手順はこんな感じだ。体を洗うためにお風呂に入るのが目的ではない。ラジウム温泉の効能に適した効果的な入浴方法で湯治し、その日の体調に気をつけて休憩を十分にはさみながら継続的におこなうのだ。

・手順1:入浴の前に、かけ湯

・手順2:入浴は、肩まで浸かる全身浴

・手順3:半身浴へ入浴スタイルを変更

・手順4:繰り返し

手順1:入浴の前に、かけ湯

残念ながら最高の効能を得るためには、入浴前のかけ湯は避けられない。この手順をおろそかにすると効能効果がかなり下がる。

ラジウム温泉で湯治しようと決心したら、まず入浴前のかけ湯は必ず行おう。

【かけ湯のポイント】

・お湯の温度を確認する。ぬるま湯が最適。

・鼻から吸って口から吐く深呼吸をしながら、肩から腰へかけ湯を浴びる

・3回~5回かけ湯を繰り返す

鼻呼吸で湯気を吸うことも同時に行う。鼻呼吸なんてどうでもいいという意見もあるが、「体内にラジウムを取り込む」ということで、きちんと押さえておいたほうがいい。湯気の体内の取り込みできていないと、効能効果がぐっと下がるので苦労する。鼻呼吸が出来ないから効能効果が最高にできないスパイラルに陥る。逆に鼻呼吸で湯気を体内で取り込むことをおさえておくと効能効果がぐっと上がり後々効果があらわれる。ただ、かけ湯の量や角度までは気にすることはない。

【深呼吸のポイント】

・鼻から吸って、口から吐き出す。

深呼吸は、吐いて吸うが正しい手順だ。残念ながら口から吸って口から吐く。または口で吸って鼻から吐きだす人がいる。鼻から少量ずつの空気を肺に貯めるように吸って、口から大量の空気を肺から吐き出すようにするのが効果的な深呼吸だ。これを繰り返すことにより 、副交感神経が刺激されリラックスしていくのだ。

・手順2:入浴は、肩まで浸かる全身浴

次に、入浴するといっても、ドブンと勢いよくはいるのではない。

ラジウム温泉の効能と効果を結びつけるのは、頭で理解していないと効果が弱く、時間がかかってしまうのだ。しかし、正しい入浴方法を理解さえしていれば、ラジウム温泉の効能と効果が結びついていく。

手順1がちゃんとできていれば、「湯気の多いところまで近寄って深呼吸をする、湯気がないときには桶に湯をため鼻の近くに持ってきて深呼吸をする」など応用機転がすぐできるようになる。

私自身、鼻から深呼吸する意味を理解してから驚くほどのラジウム効果が出てくるようになったことを覚えている。

【入浴のポイント】

・ゆっくりと足から腰の順に入浴していき、肩まで浸かる全身浴スタイル

・手足をまっすぐに伸ばし、ゆったりリラックス

・鼻から湯気を吸って口から吐く深呼吸

・3~5分程度繰り返す。

全身浴と言っても、ただ肩までお湯に浸かればよいというものではない。お湯の温度は37~39度のぬるめが最適で、じっくりと全身を浸かるのだ。1回の入る時間は3~5分の短い時間で十分。長湯しすぎると体への負担が大きく、繰り返すことが出来なくなってしまう。3~5分の1回の全身浴で、消費されるカロリーは軽いジョギングをしたのと同様の10~20kcal程度。心臓に湯圧がかかり、血流が促進され、塩分の排出を伴う発汗作用で新陳代謝がアップする。

湯圧による心臓の負担に懐疑的な意見もあるが、一方で湯圧が横隔膜を押し上げ、呼吸の回数が増え、心肺機能が高まり血流が促進され同時にリンパの循環もよくなる。全身の筋力の緊張がほぐれ、心身ともにリラックス効果が得られる。湯圧は下に行けば行くほど高くなるため、胸の位置の湯圧より足元の方の湯圧が当然高くなる。そのため足に溜まっている老廃物に湯圧による血流循環が加わり、むくみが解消されるのだ。

・手順3:半身浴へ入浴スタイルを変更

日本の入浴スタイルでは、「半身浴」という入浴スタイルがスッポリと抜け落ちている。足湯はあるにもかかわらずだ。しかし、半身浴の入浴スタイルを取り入れなければ、ラジウム温泉の効能効果を最大限得られるようになるはずはない。

体の一部が露わになるなど恥ずかしさが前面に出れば難しいが、タオルで見えないようにするなど工夫をすればそんなに難しいことではない。

【半身浴のポイント】

・みぞおちから下の部分だけを浸かるようにする

・鼻から湯気を吸って口から吐く深呼吸を3分程度する。

すると、汗と一緒に老廃物が出てくる。たっぷり汗をかくことだ。

半身浴は、体の負担を抑えながら、下半身を温め、血の巡りを足の先まで行き届くようにする。女性の天敵であるむくみと冷えの改善に役立つというわけだ。血流が良くなるということは新陳代謝も活発になる。老廃物が溜まってしまうことで起きるむくみの原因は、多くにリンパにある。血液循環が良くなると同じくリンパの流れもよくなるので老廃物の排出作用がおきるわけだ。肌のつやが良くなる理由はここにある。

女性の場合は特に体の芯が冷えやすいからこの作用は重要だ。全身浴で熱い湯に入った方が温まり、血の巡りが良くなるような気がするが、実際は温まっているのは表面だけで、体の芯から温まるような血の巡りはおきない。

・手順4:繰り返し

手順1~3を行った後、個人差はあるにしろ、たいていの人は相当な汗が噴き出しているはずだ。深呼吸をすることでラジウムを体内に取り入れ、入浴することで皮膚からラジウムを取り入れる。噴き出した汗からは、体にたまった古い老廃物や塩分が排出され、新陳代謝がアップされているだろう。だが、手順を1回やっただけで満足してはいけない。目的は、ラジウム温泉の効能効果を最大限吸収することだ。最低でも3回はクリアしたいものだ。理想としては、1回あたり手順1~3を6回繰り返し、1日あたり、3~5回程度の入浴をしたいものだ。

【繰り返しのポイント】

・手順1~3を繰り返す。最低3回、理想は6回。

・1回あたりの入浴時間は30分まで。長湯は禁物。

・1日あたりの入浴回数は、5回まで。最低3回は行いたいところ。

ただし、無理は禁物。体調の悪いときは、無理をせず、休憩を挟みながら次への挑戦につなげるのも湯治には必要である。また、1回あたりの入浴後は、必ず濡れた体をタオルで拭くこと。冷えは禁物である。入浴期間は、必ず1時間以上の休息と水分補給をしてから行う。体調を悪くしたら元も子もないので、体調の変化に気になったら体調回復を最優先にする。